Natsuyuki式

  ~ なつゆき式 ~  制作したMikuMikuDance用モデルデータなどをまったりと紹介するブログ

肩が凝る、いや肩に凝る

2014.03.05 (Wed)
ude2



ver.福の配布後、ここしばらくは改めて素体モデルのようなものを作っておりました。
もちろん杯動画も楽しんでおります、まだ全然追いつかないけど。



うちのミクさんを基礎としてこれまで培ってきた技術と経験を詰め込み
(一体しか作ったこと無いけどw)
より良く動けるボディを目指して弄っておりました。
しかし思いのほか難しいです。
特に股と腕の付け根は難所で、目立つ腕は鬼門です。
自力では無理だと判断し、何方か参考になるような上手く腕を動かせるボーンの配置と面割りを実現していないかといろいろなモデルをダウンロードしてみたのですが、理想に到達しているモデルは今のところみつけておりません。

構造的に無理なのでしょうか?
(単純なモデル構造で肩周りを構築しても思うような変型になりません)

基本として

準標準ボーンに適用したモーションを踊れるモデル、

という自己ルールがあります。
その範囲内での補助や補正ボーンの組み込みまで考えてはみたのですが、
やはりボーンが増えると管理が大変になりますし、そもそもメタセコとキーノートで複雑なものを作るのは困難です。
(PMXではO.K.でもkeynoteのボーン構造に違反があると出力できない)
結果としてより単純な構造、基本的な構造でありながら綺麗に動く事を目標としましたが、どうやら難しそうです。


素人の自分にはやはり無理なのかな。
是非ともプロのノウハウが知りたいです。
プロが本気でセットアップしたMMDモデルをじっくりと見てみたいです。
そんなものがあれば、ですが。

現状、プロの方が本気でセットアップしたMMDモデルを配布してくれる可能性はかなり低いでしょう。
力のある方はもっと優秀なソフトを使い、お金を稼げる場所で活躍するでしょうから。
この辺りがMMDの限界なのでしょうか。


しかしMMDをこのままの状態にしているのは勿体ない気もします。
手軽に楽しく、環境も整い利用者も多く、無料で様々ものを活用できて、いろいろろな遊び方の出来るMMDは創作活動のプラットフォームとして優れています。
技術的なものから音楽、ダンス、モーション、モデル、映像、イラスト、ドラマ、マンガ、オリジナルに二次創作、三次創作、さらにその元になったアニメやゲームなどのコンテンツへの広がり。
これだけいろいろなものを呑み込み混沌とした楽しいソフトを自分は他に知りません。
(世間が狭く無知なだけかもしれませんが。強いて云えば同人活動くらいですか。或いはニコ動、ネットそのものか)

そんなMMDの発展は様々なものを作って配布してくださる皆様によって支えられております。
様々な職人やPが日々腕を磨いてくれるお陰で蓄積された莫大な情報と技術を享受できているのです。

そして技術を身に付けた方の一部はMMDを卒業してプロになったりもするのでしょう。
楽曲、振り付け、モデラーもプロっぽいこと始めてますよね。
それはそれで素晴らしいことであり応援もしますが、MMDが好きな者としては複雑な心境でもあります。
そっれて良質なコンテンツ配布者がMMDから離れていくって事じゃないですか。
上質なものを作れる人ほど去っていくなんて寂しいです。

でもMMDなど素人の遊び、通過点に過ぎないのだからしかたない――

そういう声があると思います。
でも本当にそうなのでしょうか?
MMDは一つのコンテンツであり表現手段の一形態です。
詰まるところ少なくとも自分にとってはテレビ、映画、小説、絵画、音楽、イラスト、アニメにマンガにゲームなどと同列のエンタメであり表現するための道具の一つです。同等の手段なのです。
その中から表現に適した道具を選べばいいのです。好きな道具を選べばいいのです。どれが優れているということはないのです。
ならばそこにどんな差があるのか?

ぶっちゃければ『お金』でしょう。

もちろん個人的にはMMDの今のあり方を否定するつもりはありません、むしろ肯定します。
お金が絡むことで今のMMDのカオス的な楽しさを削がれるのは御免こうむります。
ただ同時に無料で楽しめることがMMDの壁になってしまっているのではないかとも思うのです。

良質なものを作るには手間と時間がかかります。
MMDの世界ではその対価として殆どは感謝の気持で賄っています。
自分もモデルを配布しおりますが、素人が勢いだけで作ったモデルを使っていただけることが嬉しいですし満足しています。
でもそれは言い方を変えれば手慰みです。あくまでも趣味の範囲です。
しかしそこから自己満足を超えるであろう良質なものを作ろうと思えば、さらに莫大な時間を注ぎ込まなければなりません。
そうなると余程の資産家でない限り生活がかかってきてしまいます。
その環境に必要なのは生活を支えるお金です。要するにプロの領域ですね。


何でモデルの話だったのにぐだぐだとこんな話題を、
と思うかもしれませんが自分の中で存在感の強いモデルとしてtda式ミクさんがいます。
自分は12年の秋に初めてモデル制作に取りかかりましたが、モデルを作ってみたいと最初に考えたのはその年の初めの頃でした。
そんなまだ3Dソフトもよく知らない自分の前に突如現れたのがtda式ミクさんです。
これまでのモデルとは一味違う作り込みの良さは、モデルなど作ったことのない自分にも一目で理解できました。
というより圧倒されました。
tdaミクさんの出現によりモデルを作ってみたいなどという芽生え始めたばかりの浅はかな夢は木っ端微塵に吹き飛ばされましたw
頭に浮かんだ単語は

「無理」

素人の自分からすればtda式ミクさんはモデル作製のハードルを一気に走り高跳び並みの高さにに引き上げてしまいました。
結果、モデルを作り始める前に挫折しました(オイーw
またそこから立ち直りモデルを再び作ってみようと思うのに半年以上の月日を必要としました。

その件のtda式ミクさんですが皆さんご存じのように当初は有償モデルでしたが、
ごたごたがあって無料モデルとなりました。
利権者が駄目だといえばもちろん駄目です。それは当然のことです。

ただtda式ミクさんの出来映えそのものに関してはお金をとっても良い完成度だと思います。
特に自分でモデルを作ってみてその苦労を実感するとより強くそう感じました。
とても丁寧な作りで本当に良くできています。

あの一件でMMDモデル作りはお金にならないとの印象が随分と強くなったような気がします。
悪い方に舵を切られたような感じです。
お金にならないものにプロは本気で参入しないでしょう。
tda式ミクさんはピアプロを通して有償配布のような形を取れなかったのだろうかと悔やまれます。

自分は一流のモデラーにもMMDに参入してほしいです。
例えモデルが有料でもかまいません。
一流モデラーの方がどんなふうにMMDモデルをセットアップするのか見てみたいのです。

いま配布されているモデルに不満があるわけではないのですが、もっともっと完成度の高い素晴らしいモデルが配布される事を思うと胸が高鳴ります。手に入れたいと心動かされます。
そしてそんな出来の良いモデルが配布されれば、モデラー全体の技術レベルは底上げされることでしょう。
無料配布のモデルもさらに良くなる可能性があります。
自分もそんなプロモデルからもっと多くのノウハウを学んでうちの娘に生かしてみたいものです。

現状のMMDのあり方を守りながら、プロにも居ついてもらえるような環境つくりはできないものなのでしょうか。
それにより今よりもMMDユーザーの輪を広げることは出来ないものでしょうか。
これまでとも異なるユーザーを取り込みもっと発展する可能性はないのでしょうか。


ただ問題はユーザーモデルには二次創作が多いということですね。
利権者の利益を損ねるような利用は言語道断ですが、版権元にはもう少し著作権を緩めて貰えないものかというのが正直な気持ちです。
能力のある人が二次創作で稼ぐこと事態は悪いことではないと思う。
問題があるとすれば現状では二次創作の利益はその制作者だけのものとなってしまい、版権元の利益を侵害していることにあるのでは。
それを版権元が気に入らないのは理解できます。
実際のところ、版権元が作り出すものと二次創作で商品としてバッティングするものは少ないでしょう。
関連商品でそのようなことが起こりえますが、その辺りは暗黙の了解で業界ルールが出来るだろうし、
余りに悪質なものは版権元が注意勧告を行う事もできます。基本的には相互補完が可能な関係なのです。

問題はその二次制作の利益から利権者に如何に還元するかです。
解決のためには二次創作による制作者と版権元が共に潤う社会システムを構築すればいいのです。
そのようなものを難しく考えると資金難などの問題を引き起こしなねないですが、
ここは一つ気軽に考えてほしいです。

例えば二次創作者を版権元の登録制にしてしまうというものです。
今ならネットで自動で出来るでしょう。
版元は普段は放っておいてかまわないし、何かしらの問題が起きたときに調べればいいのです。
規約に違反した者には罰則を与え、登録解除して二度と作らせないなどコンテンツを緩やかに管理するのはどうでしょうか。

また自己申告でかまわないので利益の一部を版権元に支払うようにしては?
どうせ完全管理など到底無理なのですし、それならばいっそう二次創作者に一任し、自己責任で支払うようにしてしまえば良いのです。振り込み用の口座一つ用意すれば良いだけですし。
お金を払うことで活動を認めて貰えるならば払いたい人も多いと思いますよ。堂々と活動できるのは嬉しいものです。
特に稼いでいる人ほどある程度は正直に払うでしょう。税金の申告などもありますし、売れれば目に付きやすいですからね。登録制にしておけば版元には身バレしてるし嘘は吐きにくいです。
それに稼いでいる非登録者ならばそれこそ調べ出して叩き潰せばいいわけです。

ただあまり版権元にはがめつくやってほしくはないです。
一部を除けば殆どの二次創作者はそんなに儲からないですからw

少ない売り上げからあまり多くを持って行かれると二次制作者のモチベーションがダダ下がりしてしまい、長続きしなくなってしまいます(それでなくても持ち出しが多いので)
出来れば利益の5%~10%の範囲内でやっていただければ影響は少ないと思われます。
最初から一律に課金となると利益のないところや薄いところには重荷となりますし活動の衰退を招きかねないです。
(18禁とかは有りかも)
趣味だからこそ持ち出しを許せるのですが、懐に痛いことには違いありません。
それに稼ぎの大きい人から得る方が収益的には大きいものと思われます。
版元には『塵も積もれば』という心つもりで広く薄く長くの心がけで対応していただきたいものです。

同人誌の世界を取り込めば人気コンテンツはもしかするとそれなりの収益を上げるかもしれないし、
その辺りの著作権問題も少しは整備改善されるかもしれません。
二次創作活動を良いか悪いかの二者択一の選択ではなく、
現在既に広まっている活動を生かし、互いに利用し合う関係を構築することがお互いの利益と発展に繋がるのではないでしょうか。
せっかく集積しいるパイを規制などで分散させてしまうのは愚かな行為です。より大きく育て収益を上げる方法をこそ模索すべきです。


そしてそれは二次創作の多いMMDのさらなる発展にも繋がることであり、
私たちMMDerにとってもより面白いものへと広がっていく契機となる可能性を含んでいます。
MMDがもっともっと楽しいものになると想像するだけで心が躍ります。



今回のエントリー、いつもに増して長々となってしまい申し訳ありません。
ここまでお読みくださった根気の良い皆様、ありがとうございます。
もう最後の方など暴走気味で世迷い言でしたねw
申し訳ない……



えーと、要約しますとつまりは

腕のつけの根の構造難しいよ、教えてエロい人!

となりますかね。
ナニカチガウ?
いえ、気のせいですよ。




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